Innocent Photo License（IPL） は、撮影された写真が「加工・改変されていない真正な画像」であることを証明するためのデジタル認証制度です。ビフォアフアプリで撮影された画像には、撮影時のメタデータと固有の署名コードが自動的に付与され、クラウド上で安全に記録されます。これにより、写真が撮影後に加工アプリなどで改変されていないことを第三者が検証ページから確認できます。

IPLは、写真データの信頼性を担保するだけでなく、コンテンツの透明性や社会的信用を高める仕組みとして設計されています。ライセンス発行後は専用のQRコードから誰でも検証が可能です。

1. 撮影とデータ署名

ビフォアフのカメラ機能は、端末の標準カメラAPIを直接利用して撮影を行い、撮影後すぐにアプリからクラウドへ暗号化通信（HTTPS）で送信されます。
このとき、ビフォアフ内の簡易な編集（クロップ/黒塗り）を除き、アプリ内では画像の編集やフィルター適用を行う処理を一切通過しません。つまり、ユーザーが撮影した瞬間のデータがそのままサーバーに保存されます。

ビフォアフアプリで撮影された写真には、撮影時点のデータ（撮影日時など）とともに、暗号化されたデジタル署名が自動的に付与されます。
この署名は一意の識別コードとしてサーバー側に保存され、後から画像が改変された場合は署名と一致しなくなるため、「撮影直後の状態」だけを証明できます。

撮影から保存までの経路が完全に制御されているため、ファイルの差し替え・改変・再アップロードといった行為はサーバー側で拒否されます。

つまり：
ビフォアフで撮る＝加工経路を通らない純粋な画像データをサーバーに直接送る
これが「Innocent Photo License」の技術的な信頼の前提。

2. ライセンス生成

ビフォアフアプリで撮影・アップロードされた写真には、Innocent Photo License（IPL）が自動的に付与されます。
アップロードが完了した時点で、システムはサーバー上で次の処理を行います：

• 撮影データを安全なストレージに保存
• 一意の**検証コード（Verification Code）**を発行
• そのコードをもとに QRコード付きのライセンス画像（*_license.webp） を自動生成し画像に焼き付け
• データベースにライセンス情報（発行日時・検証コード・暗号データ・ファイルパスなど）を登録

このプロセスはすべて自動で行われ、ユーザー操作を必要としません。
発行されたライセンス付き画像は、QRコードまたはURL（例：https://bef-af.com/verify?code=XXXXXX）から、いつでもその写真の真正性を確認できます。

つまり：
ビフォアフで撮影・投稿した瞬間に、
「改ざんされていない写真」＋「公式に認証された証拠」が同時に生成・保存される仕組みになっています。

3. 保存と検証

• 無料利用時は、写真は一時保存され24時間で自動削除
• 有料ライセンス発行時（¥100）は、最大10年間サーバーに安全保管
• ビフォアフへアップロードした場合は画像を削除もしくはアカウントの閉鎖をするまでサーバーで保持

発行後は誰でもQRコードから検証ページにアクセスでき、発行日・署名コード・オリジナル画像を確認可能です。
これにより、広告やSNS投稿においても「本当にこの写真は加工されていない」と第三者が自分の目で確かめられます。

4. 改ざん防止とセキュリティ

IPLの署名情報はサーバー上でハッシュ化されており、運営側でも内容の改変はできません。
全通信はSSL/TLSで暗号化され、ライセンスデータは定期的にバックアップされます。

つまり：
「誰でも確認できるが、誰も書き換えられない」という状態を実現しています。

1. 改ざん防止とデータ整合性

ビフォアフでは、ライセンス発行時に各画像データから SHA-256 ハッシュ値 を生成し、
その値をもとに固有の 検証コード（Verification Code） を割り当てています。
このハッシュは画像のピクセル情報に基づいて算出されるため、
1ピクセルでも改変が行われれば異なる値になります。

検証コードおよびハッシュ値はデータベースに厳密に紐づけて管理され、
対応するレコードと画像ファイルは1対1の関係を保ちます。
ファイル名・URL・QRコード・ハッシュのいずれかが一致しない場合は自動的に無効化され、
ユーザーや第三者がファイル名の変更や別画像への差し替えを行っても検証で弾かれる設計です。

2. 通信と保存の安全性

すべての通信は SSL/TLS（HTTPS） によって暗号化され、
アプリで撮影されたデータは中継処理を挟まずに直接 サーバーへ送信されます。
保存領域は公開ディレクトリとは完全に分離されており、
外部アクセスやURL直打ちによる取得・改ざんが不可能な構造です。
ストレージへのアクセス権もアプリケーション層で制御され、
未署名の画像や無効コードの参照は即座に拒否されます。

3. 長期保存とバックアップ

有料ライセンス画像は最大10年間の長期保存が保証され、
定期的に自動バックアップを実行することで、サーバー障害やデータ消失に備えています。
また、一時保存データ（無料利用分）は24時間経過後に自動削除され、
不要な個人データが残らないように設計されています。

4. 運営側の透明性

ライセンス情報（検証コード・発行日時・ユーザーIDなど）は、
すべてシステムが自動生成・記録し、運営者が手動で改変することはできません。
誰でもQRコードから内容を確認できる一方で、
内部データの書き換えは不可能な構造となっています。

つまり：
「誰でも確認できるが、誰も改変できない」
という状態を実現することこそが、
Innocent Photo License（IPL）の根幹にある技術的信頼性です。

1. 10年保証ライセンスを除きます。10年保証のオプション料金は100円（税抜）です。 ↩︎